ひまわりの油絵

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ゴッホ礼賛ーひまわり3枚

ひまわりを油絵で描きたいと思ってはいたけど、野に咲くひまわりはなかなか手に入らないので諦めていた所、農家の野菜市で向日葵を発見。
売り物だから流石に上品ではあったけど、花屋の花よりは余程自然な感じだったので買って帰る。
花瓶に生けて眺め日が経つにつれ萎れかけるのも出てきて、色も形も変化に富み、しめしめという感じで描き始める(花は枯れかけに趣がある・・・)。
何枚かを同時進行させるも、途中で没になったりと予想通り難航、取りあえず見ての通りの3枚をアップするに至りました。
3枚の中では画像の一番左が最初の作でお行儀よく硬め、真ん中の絵はその次の作でややくつろいできて、右端はかなりいかれて一気に描いた即興的な絵。
意図したわけではないけど、ステーキの焼き方で言えば、ウェルダン、ミディアム、レアという感じ。そこは人好き好きだし、日によって好みも変わるかもしれない。絵の世界では ウェルダン しか認められていなかった時代は、レアは途中段階という認識しかなかったけど、今はレアそれ自体がひとつ表現として確立されている。つまるところ、中身に必然性があれば外観は重要ではないし、逆に効果を狙ったときは外観が立派でも自ず分かってしまう。
このひまわりの絵の出来はともかく、その出自には個人的なことがあります。
先のブログで、もう不要になった油絵の用具があったら譲ってくださいと無心した所、何人かの方から絵の具や木枠などを譲って頂いたのです。そういう訳でこの油絵はそうした人たちが協働してできたもので、この場を借りて一言お礼を言いたいと思います。